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2008-02-06

M女ゲット?!(パート1)

待ち合わせ場所である東京駅に着くと、待っていたのはH美だけだった。
「おかしいなぁ。みんな、どうしたんだろう?」
H美は少しハニカミながら首をかしげる。
mjo
 「東京駅、8時じゃなかったっけ?」
 「そうだよね…ちょっと電話してみようか?」

 俺は携帯で仲間の一人、この旅行の幹事役の男に電話をかけた。

 「もしもし、俺。どうしたんだよ?東京駅、8時集合だろ?」

 電話に出た幹事役の男はクスクス笑いながら、

 「違うよ、7時だよ、7時。お前達揃って時間聞き間違えたんじゃないの?」
 「そうだったっけ…?」

 そう言われると自信がなくなった。俺たちは高校の卒業式を前に、卒業旅行と称して男3女3で季節外れの千葉の海に行くことになっていた。鴨川にH美の親の会社の保養所があると言うことで、安く泊まれるし、まぁ、高校生活の最後を楽しくワイワイやろうと言うわけである。

 しかし、打ち合わせ通り8時に集合場所に顔を出したら…このていたらくである。おかしいなぁと首を捻っているとH美が、

 「何だって?」

 と心配そうに訪ねてくる。

 「俺たち、時間間違えたみたい。もうみんな先行ってるから早く来いってさ。」
 「そうなの…」

 とH美も納得のいかない表情を浮かべたが、とにもかくにも俺達は鴨川行きの電車に乗ったのだった。

 季節外れの列車の中は空いていた。ローカル線特有のボックス席で俺とH美は向かい合って座った。目的地へ着くまでH美はみかんや菓子などを出し、仕切りと俺の世話を焼いた。きっと、周囲の人間から見れば俺たちは仲睦まじい恋人同士に見えた事だろう。

 ここで断って置くが、俺とH美は誰もが羨む美男美女のカップルなんかではない。贔屓目に見ても、十人並みの見てくれであろう。そういう意味では似合いのカップルであったかもしれない。

 ただし、この時点で俺とH美は付き合っていたわけではない。これから、俺が想像もしなかった事が起こって、結論として俺とH美は付き合うことになるのだが、その付き合い方がマニアックと言うか…少し変だったわけである。

 「おっ、海だ!」

 何げなく車窓から外を眺めると海が見えた。俺のテンションが少し上がった。

 「ホントだぁ。もう海の見える所まで着いたんだね。」
 「もう少しで着くのかな?」
 「うん、多分。」
 「みんなから非難ごうごうだろうなぁ。ったく、まいった。」

 もうすでに目的地に到着しているだろう仲間にからかわれる様を思って俺は苦笑した。しかし、こんなトラブルも良い思い出となることだろう。笑顔をH美に向けると、なぜかH美の顔は緊張に強ばっていた。

 そんな会話があって間もなく、俺たちは鴨川の駅に到着した。二人揃って改札を出る。しかし、駅で待っていてくれている筈の仲間達がいない。

 「あれ、あいつら、もう(保養所に)行っちゃったのかなぁ?」

 シーズンオフの海辺の駅に人影はまばらだった。探すまでもなく、彼らが居ないことは一目瞭然だった。

 「ちょっと電話してみるか…?」

 俺はカバンの中から携帯を取り出し、再び幹事役の男に電話をしてみる。

 「今着いたけど、お前らどこに居るんだよ?」
 「おう、着いたか。H美ちゃんも一緒か?」

 幹事役の男はクスクス笑い続けている。何だか気持ち悪い。

 「一緒だけど…」
 「実はさ、H美ちゃん、お前の事好きなんだと。」
 「はぁ?」
 「それで、俺たちで相談してさ、くっつけちゃえって事になったんだわ。」
 「なにぃ?」
 「まぁ、そういう事なんでよろしく頼むわ。じゃぁな。」

 ガハハッ、と爆笑を残して幹事役の男は一方的に電話を切った。

 「どうしたの?」

 心配そうにH美が、あっけに取られる俺の顔を覗き込む。

 「いや、あの…あいつら来ないって…」
 「えっ、来ない?」

 その時、タイミング良くH美の携帯が鳴って会話は中断された。H美が携帯を取る。

 「あ、T子?どうしたの、私達…」

 T子はこの旅行に参加する筈だったH美の友達だ。そのT子と話をしている内にみるみるH美の顔は赤くなって行く。

 「そ、そんなこと言われても…私、困るよ…あ!」

 どうやらH美も一方的に電話を切られたようだ。

 「説明聞いた?」

 うん、と無言で頷くH美。

 「…どうやらそういうことみたい。」
 「みんなが居なかった時点で、もしかしたらって思ってたんだけど、まさか本当にこんなことするなんて…」

 H美は恥ずかしそうに顔を俯けて、モゴモゴと口を動かせた。

 「ごめんね、私のせいでこんなことになって…K君、このまま帰るよね?」
 「謝ることなんてないよ。って言うか、H美ちゃんさえよければ、このまま予定通り旅行したいんだけど。」
 「いいの?私に気を使ってくれてるんなら…」
 「そんなんじゃないよ、行こう!」

 俺はH美の手を取って、保養所目指して歩き出した。
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